機械を使った洗車は傷つく?やり方やメリット・デメリットおすすめの洗剤も紹介

「機械を使った洗車は傷がつきやすい」と聞いたことがある方もいるでしょう。本記事では、機械洗車がボディを傷つけやすいといわれる理由や、機械洗車のメリット・デメリット、洗車機の使い方について解説していきます。

洗車機はどこで使える?

洗車機は主に、ガソリンスタンドやコイン洗車場で使用できます。それぞれの特徴についてご紹介します。

ガソリンスタンド

ガソリンスタンドには、「機械洗車」と「手洗い洗車」の2種類のサービスがあります。

機械洗車の場合、車に乗ったまま短時間で洗車ができますが、ボディに傷がつく可能性が手洗いよりも高いのが特徴です。

手洗い洗車の場合、汚れや車種に合わせて洗車方法が選べますが、機械洗車よりも料金が高くなります。

コイン洗車場

高圧洗浄機や掃除機などの設備を低価格で利用できます。洗車機にはさまざまなコースが用意されており、水洗いのみやコーティングまでおこなってくれるコースもあるため自分の車に合った洗車方法が選べます。24時間営業の洗車場も増えているため、利用しやすいのが特徴です。

機械で洗車すると傷がつく?

機械洗車で使われているブラシは布やスポンジのブラシを採用している機械が多く、昔ほど傷がつきにくくなっています。ただし、機械での洗車はブラシで擦る作業となるため、砂埃やごみなどの汚れがついているとボディに傷がつく可能性があります。洗車前に汚れを落とし、事前に洗車機で使用されるブラシの種類を調べておくとよいでしょう。

形状が特殊な車両やコーティング施工車は洗車機での洗車の場合、十分な効果が得られず傷がつく可能性もあるので、手洗いでの洗車がおすすめです。

機械で洗車するメリット・デメリット

機械で洗車する場合、メリットとして短時間で洗車できること、デメリットとして前述したように傷がつきやすいことが主に挙げられますが、他にもいくつかあります。詳しく解説していきます。

機械洗車のメリット

・短時間で洗車可能

・手洗いより料金が安い

・労力が少ない

機械で洗車するメリットは、短時間で洗車ができ、手洗いでの洗車よりも値段が抑えられ、労力がかからないことです。

機械での洗車は洗車から拭き上げまで10分程度で終わることがほとんどのため、忙しい人でも利用しやすいでしょう。

また、手洗いでの洗車をプロに依頼した場合、3,000~5,000円程度かかりますが、機械洗車だと500~1,000円ほどで済むため、低価格で洗車が可能です。

さらに、機械洗車の場合、拭き上げ以外は自動でおこなってくれるため体力を消耗することなく洗車ができます。

機械洗車のデメリット

・ブラシの届かない部分はキレイにならない

・車の部品の故障リスクがある

・傷がつく可能性がある

機械で洗車するデメリットは、細かい部分まで洗車が行き届かず、部品の故障やボディに傷がつく可能性があることです。

機械にセンサーが搭載されているもののブラシは可動域が決められているため、どうしても細部まで洗うことが困難です。

また、アンテナやサイドミラーなど、ブラシが当たることによって装備品が破損してしまう可能性があります。

機械洗車の最大のデメリットといえるのが、ボディに傷がつく可能性があることです。ブラシの性能が上がってきているとはいえ、回転するブラシでボディを擦るため、車体に細かい傷がつく場合があります。

機械で洗車する前の事前準備

機械で洗車する場合、ボディが傷つかないよう事前の準備が必要です。機械洗車の最大のデメリットである、「車を傷つけるリスク」を軽減する方法を説明します。

・洗車前に汚れを落とす

・ブラシの材質を確認

・車の装備品を確認

洗車前に汚れを落とす

車体に砂やほこりなどの汚れがついている場合、そのまま洗車機に通してしまうと汚れも一緒にブラシで擦られ、ボディに細かい傷がつくリスクが高くなります。

車に傷をつけにくくするため、事前にタイヤの汚れはブラシで落とし、ボディは軽く水洗いをしておくとよいでしょう。

ブラシの材質を確認

洗車機によって使用されるブラシの材質は異なります。ナイロンブラシなどは毛が硬いため、車体の汚れが落ちやすいのが特徴です。しかし、硬い毛でボディを擦ると表面に傷がつきやすくなるため、現在ではナイロンブラシを使用している洗車機は減少しています。完全に撤廃されたわけではないため、洗車機を選ぶ際は注意が必要です。

スポンジブラシなど素材がやわらかい場合はボディに傷がつきにくいため、現在の主流になっています。機械での洗車はスポンジブラシが使用されている洗車機を選ぶのがおすすめです。

車の装備品を確認

セルフ洗車機の場合、洗車メニューに「装備品選択」の項目があります。装備品によっては洗車機の使用が禁止されている場合もあるため、事前に確認が必要です。

装備品は洗車時に破損の危険性があるため、洗車前に必ず格納・取り外しをしておきましょう。

洗車機の種類と使い方

洗車機には主に、「ドライブスルー」「門型洗車機」「ノンブラシ」の3種類があります。

使い方と特徴について1つずつ詳しく解説していきます。

ドライブスルー

使い方

1.操作パネルからメニュー選択して料金を投入

2.洗車開始位置に車を移動させ、窓を閉めエンジンを切って洗車が終わるまで車内で待機

3.「終了」の表示が出たら、拭き上げスペースに移動して残った水分を拭き取る

特徴

・車から降りる必要がないため、短時間で手軽に洗車が可能

・車から降りずにそのまま洗車機の中へ入るため、車の装備品を外し忘れることがある。取り外しを忘れた場合、装備品が破損する可能性があるので注意が必要

門型洗車機

使い方

1.洗車位置に車を停めて、エンジンを停止する

2.車を機械にセットして料金を投入する

3.車から降りて洗車が終わるまで待つ

4.洗車終了後に水滴を拭き取る

特徴

・洗車中は車外で待つ必要がある

・パネルを操作するだけで機械が自動で洗車してくれるため、他の洗車機と比べて簡単

ノンブラシ

使い方

1.洗車位置に車を停めて、エンジンを停止する

2.ドアミラー・アンテナを畳み窓が閉まっていることを確認

3.料金を投入してコースを選択

4.車から降りて洗車が終わるまで待つ

5.洗車終了後に水滴を拭き取る

特徴

・高圧噴射のみで洗車をするため、コーティング施工車でも傷をつけずに洗車ができる

・一方、汚れが落ちにくく、特に泥汚れた油汚れなど頑固な汚れは落としきれない場合がある

・他の洗車機に比べて費用が高い

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機械での洗車は細部まで行き届かないことや、ボディに傷がつくリスクがあります。車を傷から守るためには手洗い洗車がおすすめです。

手洗い洗車は手間がかかることがデメリットとしてあげられますが、NILESのカーシャンプーなら泡立て・洗い流し不要のため短時間で手軽に洗車が可能です。

スプレータイプのため気になる部分に吹きかけ、拭き取るだけで洗車ができ、場所を選びません。水を使わないため、準備も簡単で費用も抑えられます。

洗車機に比べてボディを傷つけるリスクも低く、初めて手洗い洗車をする方にもおすすめです。

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手洗い洗車で車を傷つけない!

機械での洗車は手軽に利用できますが、ボディに傷がつくリスクあるため愛車を大事に保ちたいという方には向いていないといえます。

手洗い洗車は準備から片付けまで手間も時間もかかるイメージですが、簡単に使えるカーシャンプーもあります。

NILESでは、手軽に使えて時短にもなるスプレータイプのカーシャンプーを取り扱っています。こだわりをもって愛車を洗車したい方や使いやすくコンパクトに洗車したい方は、ぜひチェックしてみてください。

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