水なし洗車とは?メリットや手順・注意点を解説!専用の洗剤タイプもご紹介

水なし洗車は、水洗い洗車やシャンプー洗車とどういった点が違うのか知りたい方も多いでしょう。水なし洗車は言葉通り水を使わない洗車方法ですが、簡単にできるなどメリットがあり、忙しい人に最適な洗車方法です。ただし注意点もあります。今回は、水なし洗車のメリットやデメリット、おすすめの洗剤について紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

水なし洗車とは

水なし洗車とは、水を使わず洗剤と拭き上げのみで車を洗う方法です。洗剤は一般的なカーシャンプーではなく、「洗い流し不要」の水なし洗車専用の洗剤を使用します。そのため、洗剤とクロスさえあれば洗車ができ、さまざまな方法のなかで最も手軽な洗車方法といえます。準備も簡単で場所を選ばずに洗車ができるため、忙しい人や水回りの環境が用意できない人にぴったりです。

洗剤はスプレータイプとシートタイプがあります。スプレータイプは洗剤を吹きかけたあとに拭き取り、シートタイプは洗剤が染み込んでいるため、そのまま車体を拭き上げるだけで終わります。水なし洗車は錆びやすいバイクなどにもおすすめです。水を使わないので、錆びる心配なくきれいにすることができます。

とにかく簡単!水なし洗車のメリット

水なし洗車は簡単にもかかわらず、メリットが多いのが特徴です。簡単に時短で行える以外にも、さまざまな利点があります。

・洗車時間や手間がかからない

・水道代を節約できる

・場所や季節を選ばず洗車できる

・少ない道具で洗車できる

・水垂れや拭き残しの心配がない

・イオンデポジットが発生しない

・水に弱い旧車も洗車できる

水を使わないため、洗車時間が短くなり水道代も節約できます。気温が高い日だと洗車中に水分が乾いてしまったり、風が強い日だと砂やほこりが舞い上がったりする心配がありますが、水なし洗車の場合は場所を選ばないうえ、季節も特に問いません。

イオンデポジットとは、車体に水分が残った状態を放置することで、水に含まれるミネラルが固まって白くなることです。また、水洗い洗車は拭き残しがあるとボディに水垢ができることもあります。水なし洗車の場合は、イオンデポジットや水垢ができる心配がありません。

水なし洗車にはデメリットもある

水なし洗車のメリットは時短で手軽に行えることがですが、水を使わないためデメリットもあります。以下に水洗い洗車におけるデメリットです。

・水を使う洗車と比べキズができやすい

・クロスがたくさん必要

・落ちにくい汚れがある

・専用の洗剤がたくさん必要

水洗い洗車は最初に水をかけることである程度汚れを落とすことができるため、ボディを磨く際に傷ができにくくなります。一方、水なし洗車は汚れをそのまま拭き上げるためボディに傷がつきやすくなります。

また、大量に付着した泥汚れなどは水なしでは落としきれません。タイヤやホイールについた汚れも落としにくいため、水なし洗車はボディのみに対応しています。

水なし洗車の手順と注意点

1.車体にたっぷり洗剤をかける

2.クロスで洗剤ごと汚れを拭く

3.ムラや拭き残しがないか確認する

洗剤は汚れを浮かして落とす作用があるため、使用する量が少なすぎると十分な効果が得られません。車の表面についた汚れをきれいに落とすには、車体にたっぷりと洗剤をかけましょう。

拭き上げを行う際にボディを傷つけないよう、クロスはきれいで柔らかいものをたくさん用意します。クロスが汚れたらすぐに交換しましょう。汚れがついたクロスを使い続けると、磨くときに汚れを引きずってボディに傷がつくからです。

そして、傷つけないよう優しく丁寧に拭くことを心がけてください。タイヤハウスは水なし洗車ができないので、洗車はボディのみにとどめておきましょう。

水なし洗車の洗剤タイプは3つ

水なし洗車は一般的に使用されるカーシャンプーと異なり、水なし洗車専用の洗剤を使用します。タイプは主に3種類あり、それぞれ特徴が異なるので用途によって使い分けましょう。

スプレータイプ

スプレータイプの洗剤は、液体タイプと泡タイプがあります。どちらも汚れに直接拭きかけてクロスで拭き取って洗車します。シートタイプよりもやや手間がかかりますが、汚れをしっかりと浮かすことができるため汚れ落ちは良いです。

水を使用する洗剤は車のタイプによって使い分けが必要になることがありますが、水なしのスプレータイプの洗剤は全色対応しているものが多く、選ぶ手間も省けます。

スプレータイプにはコーティング効果が含まれているものがほとんどなので、洗車と同時にワックスがけができるのが特徴です。

シートタイプ

シートタイプはもともとシートに洗剤成分が染み込ませてあるので、拭くだけで洗車ができます。洗剤とクロスを兼ね備えており、2度拭きも不要のため、最も手軽な方法といえるでしょう。シートタイプもスプレータイプと同様にコーティング効果が含まれているものが多いです。気になったときにいつでも拭き取ることができるため、デイリー使いにおすすめです。

バイク専用タイプ

バイク専用タイプの洗剤は、むき出しになっているメーターやシートにも使用できます。べたつきを抑えたものが多く、バイクの大敵であるサビ防止剤が入っているものもあります。車用の洗剤と同様にスプレータイプとシートタイプあり、ほとんどの洗剤にワックス成分が入っているのでツヤ出しや撥水効果が期待できます。

バイクは車より錆びやすいため、水に濡れると劣化が早くなります。汚れがひどくない場合は水なし洗車を選択すると良いでしょう。

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水なし洗車で洗車を身近に

洗車というと、場所を用意したり準備をしたりとなかなか気軽にできないと思う方も多いでしょう。水なし洗車の場合、水道やホースなどを準備する必要なくどこでも洗車ができます。

NILESでは水なし洗車には欠かせないマイクロファイバーのクロスも取り扱っています。シャンプーとセットで使用することでよりきれに磨き上げることができるので、ぜひ使用してみてください。

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