「夜に洗車はしていいの?」と疑問に思われる方もいるでしょう。夜に洗車する場合は、環境によっては洗車キズがつきやすく、周囲へ配慮する必要があるなど注意すべき点がいくつかあります。今回は、洗車に最適な時間帯や夜の洗車を快適にする方法、おすすめのカーシャンプーをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
夜に洗車する懸念点
仕事などで日中忙しい方は夜しか洗車できない、ということもこともあると思います。また、夏に洗車をする場合は昼間だと体に負担がかかりやすいため、比較的涼しい夜に洗車したいという方も多いでしょう。
夜の洗車は熱中症や日焼けなどを防ぐことができ、乾きが遅いため時間をかけて拭き上げできます。しかし、デメリットや懸念点も多いため知っておきましょう。
・細かい汚れや拭き残しを見落としがち
・結露しやすい
・虫が寄ってきやすい
・近所迷惑になりかねない
細かい汚れや拭き残しを見落としがち
夜は暗いため洗い残しや拭き残しを見落としがちです。特に、拭き残しがあると「ウォータースポット」の原因になります。ウォータースポットとは、水に含まれるミネラル成分によりボディに白い跡ができる「イオンデポジット」が塗装面にまで侵食した状態のことをいいます。イオンデポジットは水垢なので洗車で落とせる場合がありますが、イオンデポジットが悪化したウォータースポットの場合は簡単に落とせません。
また、ウォータースポットは塗装面を陥没させてしまうため、洗車だけでは除去できず、研磨作業が必要になります。
洗い残しや拭き残しがあると、汚れが目立ったり車を傷つけたりする可能性があります。
結露しやすい
梅雨などの湿度が高い時期は、夜間に空気が冷やされることによって車に夜露(よつゆ)がつきやすくなります。冬は寒暖差で結露が発生したり、霜が降りたりします。
夜露が降りている夜にワックスがけをすると、霜で湿らされてしまうためいつまでたっても乾きません。ワックスやコーティング剤は水に濡れると効果がなくなる可能性があるため、霜が降りそうなほど気温が低い夜には作業しないことをおすすめします。
極端に気温が低い夜に洗車をすると、ボディの水滴が拭き取る前に凍ってしまうこともあるでしょう。湿度が高く気温が低い季節の夜に洗車を行うと、拭き上げ作業中に再び水滴がついてしまうなど、思うように洗車が進まない場合があります。
虫が寄ってきやすい
夏は虫が発生しやすく、明るい場所に寄ってきます。夜は周りが暗くなるので、ライトをつけて洗車をしていると虫が集まってくる可能性が高いでしょう。水で洗い流すだけなら、あまり影響はありませんが、洗車後にワックスがけをおこなう場合は塗装面に虫がついてしまってコーティングが失敗する場合があります。
近所迷惑になりかねない
洗車は水を使用するため、多少なりとも音は発生します。夜間の騒音はトラブルのもとです。昼間なら気にならない音も、夜間だと騒音になりかねないため、なるべく夜の洗車は避けたほうがいいでしょう。
洗車におすすめの時間帯
・朝方~昼前
・夕方
夏場なら、日差しが強くなく気温が下がりやすい朝方または夕方がよいでしょう。昼間は気温が高くなりすぎるため、体調不良を起こしやすく、水分が乾きやすくなるため水垢ができる可能性があります。
反対に冬場は昼前の洗車をおすすめします。気温が低い地域は、夜だけでなく朝方なども雪が降ったり凍結したりすることがあります。そのため、気温が上がり始める昼前くらいから洗車を行うとよいでしょう。日照時間が短い季節は夕方になると、一気に暗くなるため周囲が明るいうちに洗車を終えられるよう、時間に余裕をもっておくのがおすすめです。
どうしても夜に洗車したいときのポイント
・洗車場でおこなう
・ガソリンスタンドの洗車機を利用する
・水を使わないカーシャンプーを使用する
仕事の都合などにより、日中にまとまった時間をとることが難しい場合もあるでしょう。夜に洗車をする場合はなるべく自宅を避けるか、水を使わない洗車方法をおすすめします。
洗車場でおこなう
「コイン洗車場」や「セルフ洗車場」を利用して洗車する方法があります。洗車場なので、近所迷惑にもなりません。ただし、騒音対策などにより早めに閉店するところが多く、夜間に開いている場所を探すのが大変な場合があります。
ガソリンスタンドの洗車機を利用する
ガソリンスタンドにある洗車機なら、車を動かすだけで洗浄できるので楽に洗車ができます。洗車場と同じく、24時間営業のガソリンスタンドでも夜間は洗車を中止にしているところがあるため事前に確認が必要です。洗車機は手軽に車が洗える一方で、「洗車キズ」がつきやすいのがデメリットです。
水を使わないカーシャンプーを使用する
夜の洗車では水が原因で、「ウォータースポット」や近所迷惑などの問題が起きやすいです。水を使わないカーシャンプーなら、拭き残しや虫に気を付けていれば大きなトラブルを起こすことなく洗車ができます。
スプレータイプの水なしカーシャンプー「WASH HOUR」
洗車は準備物品が多く、事前の水洗いやカーシャンプーの泡立てといった工程も多いため、短時間で洗車を終えるのは難しいものです。時間がないからといって、ゴシゴシ擦ってしまっては洗車キズの原因になります。洗車は丁寧な作業が求められるため、ある程度まとまった時間が必要でしょう。
しかし、日中は忙しくて夜にしか洗車をする時間がとれないという方も多いと思います。そこでおすすめなのがNILESの「WASH HOUR」です。
「WASH HOUR」は洗い流しが要らないため、水を使う必要がありません。準備物品は「WASH HOUR」とクロスだけなので、気になる部分に吹きかけて拭き取るだけで簡単に洗車ができます。近所迷惑にもならず作業工程も少ないため、夜に洗車する場合にぴったりのカーシャンプーです。
夜の洗車にはスプレータイプのカーシャンプーがおすすめ!
日中に時間がとれず夜にしか洗車ができないという方には、水を使わないスプレータイプのカーシャンプーがおすすめです。NILESから販売されている「WASH HOUR」は洗い流し不要のため、騒音にもならず簡単に洗車ができます。
さらにワックスコーティング効果もあり、使うたびにコーティングが強化されていくため、汚れにも強くなります。夜に洗車する場合は、手軽に洗車できるスプレータイプのカーシャンプー「WASH HOUR」を使ってみてはいかがでしょうか。