January 26, 2023

冬の洗車で気をつけることは？ベストなタイミングや方法について解説

冬は寒いため洗車を後回しにしてしまいがちです。しかし、冬は汚れがつきやすく落ちにくくもあるので、実は夏よりこまめな頻度の洗車が必要といえます。

今回は、冬の洗車方法や注意点などについて解説していきます。冬に洗車する際におすすめの洗剤も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

冬の洗車は大事！落ちにくい汚れがつく季節

冬に冷たい水を使った洗車は億劫に感じる方も多いはずです。しかし、冬は乾燥するため砂やほこりが舞いやすくなり、車が汚れやすくなります。泥が混じった雪が車体につくこともあるため、寒いからと洗車を怠ると、付着した汚れはさらに落としにくくなります。また、雪が溶けた路面を走ることにより泥水が跳ねるなどして、特に下回りの汚れがひどくなります。雪が降る地域は融雪剤などの付着も考えられ、車体が錆びる可能性も考えられます。

こびりついた汚れを無理に落とそうとボディをこすってしまうと傷がつくため、汚れが落ちにくくなる前にこまめに洗車する必要があります。

冬の洗車にベストなタイミングと頻度

冬の洗車はタイミングと頻度が重要です。気温の変化が激しいと路面が溶けた雪でぬかるんで、車体に泥汚れがつきます。洗車をする際は気温が安定している時期を選びましょう。可能であれば本格的な冬に入る前に1度念入りに行うことをおすすめします。

冬は乾燥や降雪の影響から汚れが付着しやすいので、こまめに洗車する必要があります。耐久性のあるカーコーティングは汚れの付着を抑えることができるため、積極的に活用すると良いでしょう。コーティングは乾くのに時間がかかり、雪ではがれやすいといった特徴があるため、洗車後の天気にも注意が必要です。冬の洗車は計画性が求められます。

冬の洗車で気をつけること

冬の洗車は注意すべき点がいくつかあります。過酷な気候の中、自分や車を守るには知っておく必要があるので、詳しく説明していきます。

・手袋など防寒、防水対策をする

・吸水性のいいタオルを使う

・雪はスノーブラシで優しく取る

・融雪剤や凍結防止剤は早めに洗い流す

・温水は温度を上げ過ぎない

手袋など防寒、防水対策をする

気温の低い外で冷たい水に素手で触れると、凍傷になる危険性があるため、冬の洗車時は手袋を着用しましょう。撥水性があり、作業のしやすい薄手のゴム手袋を選ぶと良いでしょう。裏起毛になっているものも販売されているため、裏地のついた手袋を選ぶことで防寒ができます。

吸水性のよいタオルを使う

冬は気温が低く、夏に比べると車体の水分が乾きづらくなります。車体に水分が残っていると水垢になる可能性があるので、洗車後はしっかりと水気を取ることが重要です。吸水性が良い大判のタオルを車体全体にかけて、引くように滑らすことで効率よく拭き上げることができます。

また、水きりワイパーを使用すると素早く水分を拭き取ることが可能になるため、用意しておくと便利でしょう。

雪はスノーブラシで優しく取る

ブラシで雑に雪を取ると車体を傷つけるリスクがあります。ブラシを使用する際は、極力塗装面に触れないようにしてください。洗車前にエンジンで車体を温めると雪が溶けやすくなるので、ブラシを使う必要性が低くなります。さらにお湯を使うことで雪が溶けやすくなるに加え、汚れが浮きやすくなるメリットもあります。

融雪剤や凍結防止剤は早めに洗い流す

融雪剤や凍結防止剤は塩分が含まれているため、車体に付着するとサビや腐食の原因になります。特に下回りは付着しやすいので念入りに洗いましょう。薬剤がついてから時間が経つと手遅れになるので、付着が考えられた場合はなるべく早めに洗い流すことをおすすめします。

温水は温度を上げ過ぎない

冬は寒いため、つい水の温度を上げたくなりますが上げすぎには注意しましょう。

温度が高すぎると窓ガラスが破損する恐れがあるからです。ぬるめのお湯だと、汚れが落ちやすいメリットもあり防寒もできるので、冬の洗車時は温度を調整してお湯を使用しましょう。

冬の洗車方法

冬の洗車方法は基本的に他の季節と同じです。ただし、注意すべき点もあるので、冬に手洗いで洗車をする方法について解説していきます。

1.車体全体に水をかける

2.洗剤をバケツの水に溶きスポンジに含ませる

3.足回りを洗う

4.車体を洗う

5.洗剤をすすぐ

6.水分をしっかり拭き取る

冬の汚れは落ちにくいため力強くこすりそうになりますが、無理に汚れを落とそうとすると車を傷つける可能性があります。温水で汚れを浮かすことで、効率よく洗車ができます。

冬は足回りが特に汚れやすいので念入りに洗いましょう。気温が低く、水分が乾きにくいので吸水性の良いクロスやタオルをたくさん使って拭き残しがないよう注意しましょう。

洗車機での洗車

冬は寒いから手洗い洗車ではなく洗車機を使って洗車をしたい、と思う方が多いと思います。しかし、洗車機の洗車は手洗いで行うよりも車に傷がつきやすくなります。特に、冬は車体に汚れが付着しやすいので、そのまま洗車機のブラシでこすってしまうとボディに傷がつく可能性が高くなります。また、下回りなどはブラシが行き届きにくく洗い残しが多くなります。融雪剤などはタイヤ、ホイールに付着しやすいので洗車機を使用しても効果はあまり期待できないでしょう。

水なし洗車

水を使わず専用の洗剤とクロスで仕上げることを「水なし洗車」といいます。冷たい水を使用せず、短時間で洗車が終えられるので寒い冬におすすめの洗車方法です。

軽い汚れなら水なし洗車でもきれいにすることができますが、汚れがひどい場合は落ちにくいため、水を使った洗車方法と併用することをおすすめします。

水なし洗車を定期的に行うことで汚れが定着しにくくなるので、水洗い洗車が必要になる頻度が低くなり、冬の洗車がぐっと楽になるでしょう。

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冬は水なし洗車がおすすめですが、水なし洗車には専用の洗い流さない洗剤が必要です。そこでおすすめなのがNILESの「WASH HOUR」です。

NILESのカーシャンプーは気になる部分に吹きかけ、さっと拭き上げるだけで洗車が完了します。水なしカーシャンプーは対応箇所がボディだけのものが多いですが、「WASH HOUR」はこれ1本で窓ガラスやホイールまでも拭き上げが可能です。また、ワックスコーティング効果もあるので、寒い外でなるべく短時間で洗車を終わらせたい場合や、汚れを付着しにくくしたい冬に最適のカーシャンプーです。

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