洗車の頻度はワックスやコーティングの有無によって変わり、車の色が白か黒でも大きく異なります。また、花粉の時期や海沿いを走ることが多い場合は、汚れが付着しやすくなるので頻繁な洗車が必要です。今回は、カラーや駐車場所など状況別に応じて最適な洗車頻度についてご紹介します。
基本的な洗車の頻度とは？
一般的に洗車の頻度は「1か月に1回」が理想です。洗車頻度が低すぎると汚れに含まれる成分によって塗装が色褪せたり、クリア塗装が剥がれたりする可能性があります。クリア塗装とは、車表面の最上部にあるツヤ出しや塗装の保護効果を担っている層です。
反対に、洗車頻度が高すぎると細かな傷がボディにつきやすくなり、コーティング車はコーティング剤がはがれやすくなります。
すぐに洗車するべきケース
汚れの種類によってはすぐに落とさなければ、車の劣化につながる可能性があります。
すぐに洗車すべきケースについてご紹介します。
・海の近くを通ったとき
・泥や砂がついているとき
・鳥の糞・虫の死骸がついているとき
・花粉や黄砂がついているとき
海の近くを通ったとき
海風に含まれる塩分により金属部分が錆びることを「塩害」といい、最悪の場合、穴が空いたり部品が取れたりします。塩分が付着したまま放置すると車の劣化が早まるので、海の近くを走った場合は早めに洗車しましょう。
泥や砂がついているとき
雪道や泥道を走行したあとも洗車しましょう。車に付着した泥や汚れを放っておくと、こびりついて取れなくなる場合があるからです。泥に塩分が含まれている場合は、塩害により金属部分が錆びてしまいます。特に、冬の雪道に使用される融雪剤は、塩分を含んでいるので注意が必要です。
鳥の糞・虫の死骸がついているとき
泥汚れ同様、鳥の糞や虫の死骸は放置すると落としにくくなります。特に鳥の糞は強い酸性やアルカリ性であることが多く、塗装表面を侵食して洗車では落とせないような跡になる可能性があります。気づいたらすぐに取り除きましょう。
花粉や黄砂がついているとき
花粉や黄砂が雨などで濡らされると、乾くときにシミになることがあります。花粉や黄砂は粒子が細かいので、車に小さな傷をつける可能性があります。花粉の多い春先などは洗車頻度を上げるとよいでしょう。
【乗車頻度別】おすすめの洗車頻度
通勤など毎日車に乗る方は、2～3週間に1回程度の洗車がおすすめです。乗車頻度が高くなるほど、汚れが付着しやすくなるためこまめな洗車が必要です。
車に乗る頻度が週2～3回の場合は、月に1回程度を目安に洗車しましょう。乗車頻度が低いと汚れが付着しにくいので、洗車頻度を高めてしまうとかえって車に傷をつける可能性があります。汚れを落としながら洗車キズも防ぐには、理想的な頻度で洗車することが大切です。
【駐車場所別】おすすめの洗車頻度
車を保管する場所によっても洗車頻度は異なります。屋内駐車場の場合は汚れが付着しにくいため頻繫な洗車は不要ですが、屋外駐車場の場合は汚れが溜まりやすいためこまめな洗車が必要です。場所別の目安は以下の通りです。
| 場所 | おすすめの頻度 |
| 屋内駐車場 | 1か月に1回程度 |
| カーポート | 2週間に1回程度 |
| 屋外駐車場 | 1週間に1回程度 |
屋内で車を管理している場合は、汚れが付着しにくいので頻繁な洗車は不要です。1か月に1回の頻度で洗車すれば、きれいな状態を維持できるでしょう。
カーポートは屋根により雨など天候の影響を受けにくく、屋外駐車場よりも汚れにくいのが特徴です。しかし、風により砂埃がつきやすくなるので屋内駐車場よりも洗車頻度を上げる必要があります。2週間に1回くらいの目安で洗車するとよいでしょう。
屋外駐車場は最も汚れやすい環境です。吹きさらしの状態であるため汚れが蓄積しやすく、1週間に1回程度の頻繁な洗車が必要です。
【車のカラー別】おすすめの洗車頻度
汚れが目立ちにくいカラーの場合は頻繫な洗車は不要ですが、目立つカラーの場合はこまめに洗う必要があります。カラーの特徴をふまえながら、それぞれベストな洗車頻度を解説します。
白の場合
車のカラーが白の場合は、2週間～1か月に1回程度の洗車がおすすめです。汚れが目立ちやすいカラーといえば黒を思い浮かべるか方も多いと思います。しかし、白は水垢による汚れが目立ちやすい傾向です。ドアノブやミラーなど細かい部分に溜まった砂埃が、雨により下に流れ落ちることで黒色の線状になります。
黒の場合
黒の場合は汚れが目立ちやすいので、1～2週間に1回の頻度で洗車しましょう。黒は砂埃による汚れが目立ちやすく、水垢が水玉模様なって大量に付着すると車体が白く見えることがあります。また、黒は熱を吸収しやすいため、日差しが強い日に水滴がつくとすぐに乾いてしまいます。水滴の乾きは洗車の際にも気を付ける必要があり、車のカラーが黒の場合は日差しが強い日の洗車は避けましょう。
派手なカラーの場合
赤や青など派手なカラーは、紫外線に弱くボディが色褪せやすい特徴があります。洗車間隔を1か月以上空けると塗装が剝がれてしまう可能性もあるので、洗車頻度は2～3週間に1回程度がおすすめです。
また、色褪せを防ぐにはワックスやコーティングがけも効果的です。
シルバー系の場合
シルバー系はほかのカラーに比べて、傷や汚れが目立ちにくいカラーです。洗車頻度は1～2か月に1回程度でも見た目をきれいに保つことができるでしょう。ただし、シルバー系のカラーは汚れが目立たないというだけであり、ほかのカラー同様に汚れは付着するため洗車は怠らないようにしましょう。
コーティングの有無によっても洗車頻度は異なる？
コーティングの有無によっても洗車頻度は異なります。
コーティングをしていない場合は、汚れが付着しやすいので3週間～1か月に1回程度で洗車しましょう。また、汚れだけでなく傷もつきやすいため洗車は手洗いで行うことをおすすめします。機械洗車は使用するブラシや力の加減などから、ボディに傷がつく可能性が高いからです。
コーティングをしている場合は、1か月に1回程度を目安に洗車しましょう。コーティングは汚れや傷をつきにくくするので、頻繁な洗車は不要といえます。洗車の頻度を低くしたい場合は、洗車後にコーティングを施すとよいでしょう。
洗車するならコーティングも叶う「WASH HOUR」がおすすめ
車の使い方やカラーによっては頻繁な洗車が必要になる場合があります。しかし、毎回カーシャンプーを泡立てて洗い流すという作業は時間も手間もかかるので面倒だと感じる方も多いでしょう。 そこでおすすめなのがスプレータイプのカーシャンプーです。スプレータイプの「WASH HOUR」なら、気になる部分に吹きかけてクロスで拭き上げるだけなので、水を使うことはありません。洗車するスペースや水回りを準備する必要もないので、いつでも簡単に車をきれいにできます。
また、「WASH HOUR」はコーティング効果も含まれているので汚れや傷をつきにくくすることができ、洗車の頻度を減らせるでしょう。
洗車頻度の高さはスプレータイプのカーシャンプーで解決！
週に1回など洗車頻度が高いと洗車が面倒になりますが、放置すると汚れを落としにくくなったり、見た目が悪くなったりするので、極力怠らず定期的に洗車するのが理想です。
スプレータイプのカーシャンプーなら洗い流し不要なので時間がないときにも、すぐに洗車ができます。
NILESの「WASH HOUR」はワックスコーティング効果もあり、定期的に使用することで保護効果が持続し、傷や汚れに強い車を作り上げます。
面倒な洗車を簡単にしてくれるのがスプレータイプのカーシャンプーです。手軽に愛車を洗車できる、NILESのカーシャンプーについてもっと知りたい方は、以下をチェックしてみてください。
